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『木造千手観音坐像』『墨の芸術作品ずらり』他

2020.10.16
田尻総合支所へ木造千手観音坐像
国の重要文化財「木造千手観音坐像」が14日、大崎市田尻総合支所の収蔵室へ搬入された。東日本大震災で損傷し、修理へ出されたことがきっかけで重要文化財に指定された。文化庁によると、博物館や美術館ではない公共施設に重要文化財が収蔵されるのは「かなり珍しいケース」という。公開記念式典は28日午後1時半から行う。
〝墨の芸術〟作品ずらり
「宮城書芸院展」(大崎タイムスなど後援)が15日、大崎市民ギャラリー・緒絶の館で始まった。児童生徒の作品を集めた「教育部展」も同時開催され、初日から愛好者らが〝墨の芸術〟の奥深さを堪能していた。18日まで。「書芸院展」には加納鳴鳳会長ら県書道界を代表する大家から若き気鋭までの約90点を展示。それぞれ漢詩や名文家の詩などを題材に、ときに繊細、ときに力強い筆致で表現している。見る人を圧倒するようなスケールの大きな作品も多い。
ニュースポーツ講習会
大崎市松山B&G海洋センターで11日、「ニュースポーツ指導者講習会」が開かれた。地域住民約30人が参加し、ボッチャやクッブといったニュースポーツのルールや指導方法を学んだ。大崎市体育協会松山支部と市教委が主催。地元の各行政区長や老人クラブ、婦人会、スポーツ推進委員などを対象に実施。各団体には、イベントなどでニュースポーツを取り入れてもらい、保健推進員やスポーツ推進委員には指導方法を習得してもらうことが狙い。

「寺子屋」で遅れ挽回
加美町教育委員会主催の「寺子屋土曜学習会」が児童生徒に好評だ。学生や元教員らが講師役となり、自主学習を習慣づけてもらう取り組み。新型コロナウイルス感染拡大に伴う学習上の不安解消にも一役買っている。土曜の朝、町内3カ所の公民館に子どもたちがぞくぞくと集まって来る。対象は小学4年~中学3年生。算数と数学を中心とする課題を、思い思いのペースで解いていく。今月3日から始まり、週末ごとに計5回。昨年まで夏休みに実施していたが、コロナ禍のため秋へとずれ込んだ。

バス事業の軌跡収録
創立50年を1日に迎えた宮城交通(仙台市泉区)は、「50周年社史」を刊行した。住民の足として発展し、マイカーの普及や経済の浮き沈みに翻弄されながら歩んだ半世紀について約2年半かけまとめた。同社は1970(昭和45)年に創立。4月から運転士らの制服を一新したりラッピングバスのアイデアを公募したりするなどの記念事業を展開している。社史の発行は初めてで、自社の変遷のほか、路線や自然災害など八つのテーマ別にまとめた。沿革については、鉄道網が整備されていなかった県内各地にバス事業が起こった18(大正7)年からの軌跡を中心に紹介している。

市指定文化財など展示
【登米支局】登米市歴史博物館で、企画展「まもり・いかし・つたえる~登米市の文化財15年から~」が開かれている。同市制施行15年と、同博物館の前身である迫町歴史博物館の開館から20年を迎えることを記念して開催。市制施行後、市、県に指定、登録された有形文化財のほか、2018年にユネスコ無形文化遺産に登録された「来訪神:仮面・仮装の神々」の構成要素、「米川の水かぶり」の装束(頭部)などが展示されている。12月6日まで。入館無料。展示された文化財は、同市中田町の上沼八幡神社に所蔵されている、平安時代末期の作と考えられる獅子頭、江戸時代初期に神楽で使用されたと思われる古面(鬼面)、上沼加茂流法印神楽の装束など。