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避難方法~ハザードマップ編~

2020.05.25
 
 
「もしも今災害が起きたら?」新型コロナウイルスの感染拡大が懸念される今だからこそ、いざという時の避難方法について考え、しっかりと備えをしておきましょう。
 
あなたは、ハザードマップを見たことがありますか?そして、ハザードマップで何がわかるか、知っていますか?
ハザードマップで確認できることは一つではありません。そして、自然災害にもいろいろありますから、その種類も一つではありません。
 
自治体によって対象となる自然災害が異なるため、ハザードマップの種類も異なります。
例えば、洪水、土砂災害、地震、のハザードマップが、それぞれ作成されています。
また、洪水と内水を合わせた「水害ハザードマップ」などとしている自治体もあります。
 
ハザードマップからは、土砂災害警戒区域や浸水想定区域、浸水深などの様々な危険度を確認することができます。災害時に自分がどのような避難行動を取るべきか、平常時に各種災害のハザードマップなどを確認して、家族でシミュレーションしておくことが大切です。
 
① あなたの家の災害種類ごとの危険度をチェック。~自分の家の近くに潜む災害をチェック!~
ハザードマップでは、自分の住んでいる場所が災害による危険がある場所か=避難が必要かどうかを事前に把握しておきましょう。
洪水、地震、土砂災害、など、自然災害の種類ごとに、危険な地域が異なります。必ず災害の種類ごとに確認しましょう。
事前に避難が必要な場所がどうかを把握しておけば、万が一の場合、「避難所へ行くべきか、自宅に留まるべきか」を判断する心構えができます。
感染病が流行している状況下では、当該災害による危険度が小さく避難の必要性がない方が避難所へ避難することで、感染が拡大してしまうおそれがあります。お互いが感染しない、感染させないよう、いつも以上に、自身の避難行動についてしっかり考えておくことが大切です。
 
② 最寄りの避難場所や避難所をチェック。~避難場所等に関するマークをチェック!
ハザードマップで、自宅周辺の避難先を確認しましょう。いざ避難勧告が出てから避難先を確認しようとしても、防災無線がよく聞こえなかったり、インターネットが繋がりにくかったりして、すぐに確認ができない可能性があります。いざという時、パニックにならないよう、どんな時に、どこへ避難したらよいのかを事前に知っておきましょう。
 
避難先を確認する際のチェックポイントは、避難場所等の種類と、災害の種類による違いです。
まずは、避難場所等の種類について、「避難場所」と「避難所」の違い…。
 
・避難場所(指定緊急避難場所)・・切迫した災害の危険から逃れるために、緊急で避難する場所。(地震や大規模火災が発生した場合に避難する大規模な公園などの「広域避難場所」、津波から逃れるための「津波避難ビル(津波避難場所)」など、さらに名称を分けて設定している自治体もあります。)→つまり、身を守るために避難する場所です。
 
・避難所(指定避難所)
災害の危険性があり避難した人が、災害の危険性がなくなるまで必要な期間滞在、または災害により自宅へ戻れなくなった人が一時的に滞在し、生活環境を確保する場所。→つまり、避難生活を送る施設。(ただし、避難場所と避難所を兼ねている施設もあります)。
 
災害が目の前に迫り、緊急で避難するべきは「避難場所」ということになります。勘違いをしていないか、もう一度最寄りの「避難場所」と「避難所」を確認してみましょう。
 
さらに、洪水、土砂災害、地震、など災害の種類によって、避難場所は異なります。各避難場所では、どの災害に対応しているかが表示されています。一つの避難先を確認しただけで安心せず、必ず、想定される災害ごとに、避難場所を確認しましょう。
 
③ 安全な避難経路をチェック(避難路に潜む危険を確認)。~避難経路を考えたときにチェックすべき危険ポイント!
災害の種類ごとの避難場所や避難所を確認したら、そこまでの経路も確認しましょう。いつも通っている道や最短ルートが、必ずしも災害時、安全であるとは言えません。複数の避難経路を想定しておきましょう。
 
例えば大雨の時、河川に近い道は、河川氾濫により浸水する恐れがありますし、斜面やその近くを通る道は土砂災害の恐れがあります。また、舗装された道路に覆われた都市部では、下水道や排水溝の処理が間に合わずマンホールなどから水があふれだす内水氾濫や、周囲より低くなっている土地や、アンダーパスを通るルートは危険なため、避難の際、避けるべき経路になります。
 
避難所まで向かう道に、家の危険度のチェックと同じように、避難経路上にハザードマップの危険エリアがないかを確認するとともに、以下のような場所がないかを確認してみましょう。
<避けるべき避難経路のチェックポイント>
・河川や海岸沿い、・アンダーパスや低い土地、・崖や急斜面・レンガやブロック・コンクリート塀、・ガラス張りのビル、・大きな看板、・自動販売機など(災害の種類によってチェックポイントは異なります)。安全に避難場所まで行くことのできる経路を、普段からシミュレーションしておきましょう。
 
ハザードマップの入手方法は、各自治体のホームページで公開されている場合や、自宅に配布されている場合、役場で配布している場合など、自治体によって異なります。ご自身の自治体の配布方法は、各自治体のホームページ等で確認してください。また、通常役場で配布している自治体の場合、入手方法が変更となっている可能性がありますので注意してください。
 
また、国土交通省の「ハザードマップ・ポータルサイト」で、全国数多くの自治体のハザードマップを、災害の種類ごとに閲覧することができます。
 
今この画面を、パソコンやスマートフォンで見ている方は、さっそく「ハザードマップ」で検索してみてください。家でインターネットや本を見ながら過ごす時間を、あなた自身のために、あなたの家族のために、少しだけ、ハザードマップを見る時間に使ってみませんか…。