先日、親戚のある鬼首まで早起きしてひとっ走り!と思ったら、ふと気になったのです。。。
昨年から多くのアゲハ蝶を育てています。
アゲハ蝶って本当に美しくて、山の妖精のように思っています。
その中でも黒い系統は、まるで中世の鎧武者のようでもあり、華麗で凛々しくもあります。
宮城県の伝統甲冑は真っ黒を基調としている様式なのですが、
黒いアゲハ蝶の舞う姿は、馬に跨って駆け回っている騎士の如し。
心底惚れ込んでいます。
とても暖かい透き通った朝だったので、ひょっとして。。。と飼育している部屋を覗きに行ったらなんと!一頭、クロアゲハが羽化していて、美しい羽根をパタパタさせていたのです。
山間の集落に越してきて、庭に沢山のアゲハ蝶たちが集まっている様子を目標に、ヤマ山椒の木々を植えたり、アゲハたちの好きな草木を植えつつ、卵から育てて来たのですよね。。感激でした。
生まれたばかりのクロアゲハは未だ恐怖心が芽生えていないのか、生まれたてで、動きが鈍いのか、簡単に手に昇ってくれます。まだ気分は幼虫のままなのだろうか?と、とても愛らしく人懐っこい感じです。

とにもかくにも、食事をさせてみたら、最初からおいしそうに飲んでくれたので、家でこのまま育てる?とも思いましたが、翌朝巣立ちさせることにしたのでした。自然に勝る環境はあり得ないからです。
幼虫から蝶まで育つ確率はかなり少なく、折からの発電所乱開発で今後さらに数が激減すると思われる妖精たち。。。少なからず保護して育てたいという事も切っ掛けのもう一つでした。

今年はどんな様子になるか?
庭をバタフライガーデンにするのが夢で、これからコツコツ蝶たちが集まる環境を揃えて行きます。
そんな思いを胸に、まだ雪の残る鬼首へ!

ここはいつ来ても本当に美しい!
この景色と環境、永遠に守って行ければ。。。と思いますねぇ・・・
と、この撮影後、がっつりお米の種まきで夜までびっちり。。でした。
帰り道、クルマが凍ってたのですが(笑)
氷点下でした。
この寒暖の差の激しさも、美しい環境と景色のパワーソースでもあります。
かけがえのない宝物、ふと気が付くと見つかります。
大事にしていきましょう!
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