2週続けての農作業です。
一族郎党総出動にて一気にやらなくちゃならない大作業。
あまり役に立ちませんが、私も出動でございます(笑)
一般的なイメージとして、田植えが大変だろう?etcございますが、
その前段階で、苗を植える以前に「育苗」が必要で、そもそも「種まき」が必須なわけです。これが結構大変でもあります。
昨年に比べて、1週目は天気も良く結構スムーズに進みました。
去年は雨降りのなか強行突破だったので、本音でかなり大変でした(笑)
今年は天気が良いなぁ~楽ちん!と喜んでいた今週。
朝っぱらからちょっと強めの地震がありました。
強めの地震が来ると、不思議と天候が急変することが多いですよね。
で。。。
まずは暴風、あられ(霰)そして豪雨 !
山間部で今の季節に暴風雨になると、山の尾根の雪解けが促進され、言わば冷風が降りてくるわけです。そして雨。。。身体は冷え冷えになる。
大崎市西部、強風注意報。。。(ネット気象情報)
うんにゃ。。。それどころじゃないんだけどなぁ・・・と。
文字通り雨あられの状況なわけです。
水に浸して発芽促進した種もみを水桶から引き揚げ、脱水して絶妙のバランスで苗床に蒔く必要もあり、かつ下土および種の上に振りかける上土の湿度も同じく。。。です。かつ、雨に濡れると機械が目詰まりを起こしてしまう事も。雨除けに用いていたブルーシートは暴風に破られ、稲床用の土バッグを運んだり吊り下げたりするフォークリフトも一旦不調で、結構ひやひやの状況ですが、なんとか無事終了。
苗床総数3200枚++無事完了♬
昨年よりは大分楽でしたが、最終日雨に降られてやっぱり大変でした。
身体って不思議なのですが、良い天候のときの重作業よりも、悪天候の下の軽作業のほうが、身体に堪えたりします。やっぱり何事でも身体を冷やすこと、最もしんどいですね。
農業はギャンブル。。。これを知って欲しい部分もあります。
下手をして、やもすれば、とてつもなく苦しい結果になることもあるのです。なんせ自然相手の仕事です。農業に興味があって入植をする人々も結構おりますが、その殆どがギブアップしてしまう理由は、ある種の意識とファンタジーに包まれたイメージとの大きな隔たりと、現実的な収益性だったり、労働力に対する収入という点でも、これも大きな隔たりがあるからだと思います。
農業は文化であり、歴史を伴った技であり、かつリスクの大きなビジネスであるということ。現実はイメージとは十倍はかけ離れていると思うのです。
だからこそ、素晴らしい仕事。
一族郎党で「ご苦労!」と美味しいご飯にて打ち上げ。

社会をあげて、この素晴らしい仕事を支えて行くべきだと思います。
と、社会派っぽい〆になってしまいましたが (笑)
心身共に疲れますが、やっぱり素敵ですよ。
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